削らない歯学会会員の皆様こんにちは、代表理事の豊山洋輔です。
削らない歯学会の近況をご報告いたします。
現在本学会は会員数100名を数え、その数は順調に増えているところです。
7月の設立総会以降ご無沙汰をしてしまい申し訳ありません。学会の活動自体は極めて順調であり、以下その内容についてお知らせいたします。
う蝕治療について
う蝕封入療法であるTSPテクニックについては、ハンズオンセミナーを各地で開催しておりますが、その対象が一歯科医院単位であるため多数の開催ができておりません。そこで、複数の歯科医院を対象としたセミナーの開催を企画しており、関東地区より順次開催予定です。また来る12月8日には東京にて症例発表を含めたイベントを開催いたしますので、奮ってご参加ください。
歯周治療について
本学会はう蝕治療だけではなく、歯科医療全域をカバーしており、もちろん歯周療法もその重要な一分野です。外科処置に頼らず、長期にわたり同等もしくはそれ以上の成果を上げている例も少なくありませんので、機会を見て発表できると思います。また、「外科処置に頼らない」というコンセプトにあった器械、材料も開発中で、12月8日にはその一部がご披露できるかもしれません。特に歯科衛生士の皆さんはご注目ください。
また今後は欠損補綴なども新しい知見の発表が予定されており、会員の皆様の興味を引く内容が目白押しです。
「削らない」と言う言葉をアイコンにした最小限の侵襲で済む歯科医療の普及を目指し、今後も頑張ってまいりますので、会員の皆さまも積極的にご参加ください。
またきれいごとばかりではなく、「削らない」治療法をいかに収益につなげていくかも真剣に考えておりますので、どうかご期待ください。さらに、この考え方にご賛同いただける、歯科医療関係者は、会員の皆様の周りにも数多くおいでになると思いますので、どうか積極的にお声がけいただき、みんなで新しい歯科医療と豊かな暮らしを楽しみましょう。